再就職

学歴が高いほど、再就職に有利だと思いがちですが、実は日本では、多くの40代高学歴女性が仕事についていないという現状があります。今回は、高学歴女性の再就職についてみてみましょう。*この記事中で指す「高学歴」とは、男女共同参画白書に記載されているとおり「大学・大学院卒」を指します。

40代・高学歴女性の就業率

ここ数年は、結婚・出産で仕事をやめずに働き続ける人も多いですし、再就職をする女性も増えているので、全体的に見た女性の労働力率は上がっているのですが、高学歴の女性に関しては注目すべき調査結果が出ています。

「高学歴女性の就業率」をグラフにあらわしたものです。この数字を見ると他の学歴グループとそれほど差がないように思えますが、仕事を中断する前の高学歴女性の就業率の高さと比べると、やはり非常に低いように感じます。ちなみに諸外国では、大学、大学院卒の女性の労働力率は8割を超えており、高学歴女性の就業率が低いのは日本と韓国だけです。

高学歴女性の働く理由はなんでしょう。

ご覧のように、高学歴女性は、「知識や技能を生かしたい」「社会に出たい」という理由がほかの学歴の女性に比べて非常に多いのが特徴です。つまり、働きたい理由は、収入以外にあるということがわかります。
では次に「高学歴女性は、なぜ再就職をしないのか」について見てみましょう。

自分の心の声に耳を傾けながら、気持ちが下がりがちなこれからの梅雨時期もがんばって乗り切っていきましょう。

高学歴女性は、なぜ再就職しないのか

高学歴女性が再就職しにくい理由は諸説あります。ここでは、その一部をご紹介します。
・高学歴の女性は、高学歴・高収入の男性と知り合い、結婚する確率が高いため、結婚後も経済的な理由から仕事を探す必要がない
・ブランクもあり、結婚・出産前に就いていた職業で感じていた「やりがい」のある仕事や、「ある程度の収入」が得られる仕事を探すのは難しく、希望の仕事が見つかりにくい
・年齢の壁もあり、今さら誰かに雇われる働き方はしたくない。どうせならスペシャリストとして独立・起業を目指すとして自ら起業する人も多い
・子供にも質の高い教育を受けさせたいと希望する人が多く、小学校・中学校受験を考える。そのためには、自宅にいて子どもの世話や習い事、塾への送迎をする必要があり、子どもが中学に入るまで就業を控えるか、添削など在宅での仕事を希望する人が今では多いようです。